2006年11月17日

かっこいい不良中年パンクロックバンド

Riot City Blues
RIOT CITY BLUES / PRIMAL SCREAM

今年発売されたプライマル・スクリームのかっこよさ全開アルバム。

前作EVIL HEATが個人的にはあまり好きではなかったので、今回のアルバムにはかなり期待していました。少なくとも僕の期待にはバッチリ応えてくれたかっこいいアルバムです。


このバンドはヴォーカルのボビーがかっこいいので、基本的にはそれだけで大好きなんですが、しかしボビーは40歳超えてるくせに何であんなにかっこいいですか?今回のアルバムは純粋にロックと言っていいんじゃないかと思いますが、なんか音が(ヴォーカルも含めて)すげぇ若いんですけど…。

1曲目のCountry Girlからかなり飛ばしてます。かっこいいです。国内盤のボーナストラックTo Live Is To Flyはしみじみくる感じのバラードです。他のアルバムでもそうなんですが、プライマル・スクリームって実はバラードに名曲が多いです。国内盤買ってよかったと思います。

他にも6曲目The 99th Floorや8曲目Dollsなどがお気に入りです。

Country GirlのPVへのリンクを貼っておきます。かっこいいです。


それと、このバンドで忘れてはならないのが、元ローゼズの酒好き人懐っこいベーシストことマニが在籍していることですね。マニが加入したのはもうずいぶん前のことだったと思いますが、おかげでプライマがさらに好きになりました。


ミューズのBlack Holes and Revelationsとともに、2006年が重要な年であることの要素として、大きな1枚です。
posted by franz at 03:25| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | UK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月16日

赤い靴は踊り続ける…

The Red Shoes
The Red Shoes / Kate Bush

ケイト・ブッシュの天才的な芸術性を堪能できる1枚。

ケイト・ブッシュの曲はポップだが、いわゆる「売れ線狙い」的なところがまったくない。完璧に美しく、そして、独特で複雑な音ながらよく耳に馴染む。


1曲目はRubberband Girl。ラフで大胆なヴォーカル。

3曲目のEat the Musicは、歌詞に果物がたくさん出てくる楽しい1曲。

そして、7曲目のThe Red Shoesはアルバムタイトル曲に相応しい名曲。ラフさと繊細さが同居するケイト・ブッシュの歌声が素晴らしい。“赤い靴”という題名の通り、バラードではなくダンス寄り。そしてどことなく物悲しく(物語“赤い靴”はどことなくどころかかなり悲しいもののような気もしますが)不思議なメロディー。

最後の12曲目のYou're the Oneは、やはり不思議でそして美しいメロディーのバラード。個人的には7曲目と甲乙つけがたい名曲だと思います。


ケイト・ブッシュというアーティスト(ミュージシャンをアーティストと呼ぶのはあまり好きではないんですが、ケイトはこの呼び方に相応しいと思います)は、積極的に興味を持たないとなかなか知る機会がないと思いますが、本当に素晴らしい作品を多く作っています。今まで聴いたことのない音楽を聴いてみようかな、という時期(そういう気分の時ってありますよね?)の人は選択肢に入れてもいいアルバムだと思います。
posted by franz at 02:40| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(1) | UK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月12日

女王様、自由に乗ってください

JAZZ
JAZZ / Queen

僕はクイーンの最高のアルバムはA Night At The Operaだと思っていますが、このアルバムもなかなか楽しくて良い作品です。

まず1曲目のMUSTAPHA。いきなり衝撃的な音で、歌詞カードを見てみたら、“Not in English”とあり、日本語訳は?と思って見ると、“解読不可能のため歌詞対訳は省略させていただきます”なんて書いてある。

3曲目のJEALOUSYは泣けるタイプの名バラード。

そして、4曲目。これがまたふざけてるとしか思えない名(迷)曲。フランツ・フェルディナンドのYou Could Have It So Much Betterについての記事で、This Boyという曲のハイテンションぶりと歌詞について書きましたが、実はこのBICYCLE RACEという曲の歌詞もヒドい。
“I want to ride my bicycle
 I want to ride my bike
 I want to ride my bicycle
 I want to ride it where I like”
という感じで始まります。
自分の自転車なら自由に乗ってくれ、と思います。まぁ実際は曲はいいし楽しいし、全然文句なく聴き込みましたが。

9曲目のDREAMER'S BALLは聴きやすくて楽しいながらもどことなく哀愁の漂う名曲。

11曲目のDON'T STOP ME NOWは昔何かのCMで流れていた、超キャッチーなポップな曲。


クイーンのアルバムは完成度の高いものが多く、今聴いてもやはり特別なバンドです。リンク先のアマゾンで試聴できるようになっているので、興味のある方は是非!
posted by franz at 01:40| 東京 ☔| Comment(2) | TrackBack(1) | UK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月07日

歌が下手なスター歌手が率いたスターバンド

THE STONE ROSES
THE STONE ROSES / THE STONE ROSES

一時代を築いたストーン・ローゼズの1stアルバム。

さっきここに書くために、久しぶりに聴いたらやっぱり良いです。とにかく全曲良いです。特にWATERFALL〜DON'T STOPとI AM THE RESURRECTIONが素晴らしいです。

このバンドはまずリズム隊。レニのドラムが最高レベル(未だに最高のドラマーじゃないかと思ってます)で、マニ(今はプライマの一員)のベースがかっこいい。

更にジョンのギターがキャッチーなメロディーを奏で、そして、なんと言ってもイアンのヴォーカルが下手過ぎる。

なんか褒めてるより貶してる印象の方が強くなりそうですが、それでもこのバンドの最大のスターはイアン・ブラウンなんですね。ソロのライヴも観に行ったし、去年のサマソニでも観ましたが、やっぱりかっこいいんです。相変わらず歌は下手でしたが。


YouTubeで色々観れますが、WATERFALLだけリンクを貼っておきます。もう少し映りが綺麗なwmvを持ってるんですが、そのファイルを貼るとどうしても音と映像がズレてしまうみたいなので。みんな若くてカワユイ感じで良いです。
posted by franz at 02:55| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(3) | UK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月01日

ボレットの美しい音色

Rediscovered Liszt Recital
Rediscovered Liszt Recital / Jorge Bolet

以前、グランドギャロップクロマティックについての投稿で触れたボレットのCDです。

ボレットの演奏は、とにかく1音1音を綺麗に響かせる美しいものです。グランドギャロップクロマティックは美しさを追求する曲ではありませんが、ボレットの演奏はそれでもやはり美しいです。

さらにこのアルバムには、愛の夢第3番,ラ・カンパネラなど有名で人気のある曲も収められています。特に愛の夢に関しては、他のどのピアニストよりもボレットが優れているように思います。

また、スペイン狂詩曲,タンホイザー序曲(ワーグナーのオペラのトランスクリプション)といった大曲のハイレベルな演奏を堪能することができます。

他の小品も良いものが揃っています。初めてリストを聴く人はこのアルバムあたりから入るのがいいかもしれません。
posted by franz at 02:24| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月31日

でも曲名は読めた方がいい

Can't Make Me
Can't make me! / Besh o droM

ベシュ・オ・ドロムの2ndアルバム。1st同様、かっこいい仕上がりです。

特に6曲目のCigansko oroはこのバンドの楽曲の中でも最高の曲の1つに数えていいと思います。ていうか、曲名の読み方すらよく分からないですが、まぁそんなことは気にせず、思い切り楽しむというタイプの音楽です。

このアルバムではiTunesのマイレートで星4つ以上をつけた曲が他に4曲あります。実を言うと、本当にまったく理解できない曲もあるんですが、それでも買う価値は十分にあります。特に今まで英語のロックやポップを聴いてきた人には特にオススメしたいバンドです。西欧やアメリカの音楽観とはまったく違ったものに触れることができるし、それに本当に切れ味鋭い疾走感があって興奮できます。


なんかこのバンドを知ってる人が少なくて、「いいよね」とか言い合いたくてもなかなかできません。ベシュ・オ・ドロムを知っていて気に入っている方は是非仲良くしてください。
posted by franz at 01:04| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | Hungary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月27日

あってよかった鉄の肺

The Bends
the bends / radiohead

ファンの間でOK COMPUTERと人気を二分する良作。

このアルバムはOK COMPUTERの1つ前の作品だが、作風は全く違う。凝ったコード進行などの共通点はあるものの、以降のレディオヘッドではなかなかお目にかかれないキャッチーさがある。タイトル曲the bends,僕がレディオヘッドの曲の中で1番だと思う攻撃的で美しい曲my iron lung,オーソドックスだが感動的なバラードfake plastic trees,やや奇抜だが聴きやすいnice dream,just,ほんの少しクラシックの香りがするsulk,そしてギターのマイナーコードのアルペジオが美しいstreet spirit。さらに国内盤なら泣き確定の超名曲how can you be sureがボーナストラックとして収録されている。

もちろんアルバムとしてはOK COMPUTERの方が「スゴい」とは思いますが、the bendsの完成度もまた素晴らしいです。初めてレディオヘッドを聴こうという方はまずこのアルバムから入るのが良いと思います。


ちなみに、この頃のトムの歌詞は内省的で暗いものが多いですが、そこがまたファンを惹き付けていたわけです。
my iron lungには
“this this is our new song
 just like the last one
 a total waste of time”
という歌詞があります。
初期の名曲creepの呪縛に苦しんでいた時期だからこういう歌詞が生まれた、というような話をどこかで読んだ気がしますが、実際にcreepとコード進行が似ているといえば似ています。まぁ、曲は全然似てませんけど。
posted by franz at 02:04| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(1) | UK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月25日

涅槃

Nevermind
NEVERMIND / NIRVANA

90年代ロックを代表する名盤。
ヴォーカル・ギターのカート・コバーン(今Wikipediaで調べたら、カート・コベインが正しい読みらしい)は、しばしば同じ90年代にOK COMPUTERを完成させたトム・ヨークと並べて語られるほどのソングライターだ。独特なコード進行とメロディー、それでいて曲の展開は複雑でなく聴きやすい。

1曲目のSmells Like Teen Spiritは本当に素晴らしい名曲だと思います。が、個人的には他の曲にはそれほど魅力を感じていません(ファンの方スイマセン)。多分、曲がどうこうよりも、声があんまり好きじゃないからだろうなと思います。でもカート・コバーンはかっこいいですけど(故人ですが)。


ファンの方なら皆考えたことがあるのかもしれませんが、ニルバーナってどんな意味なのか調べてみたら、“涅槃”が和訳でした。で、涅槃も意味が分からないので更に辞書をひくと、“1.究極の理想の境地  2.死ぬこと”とのこと。カートの死と合わせて考えると、なんか納得できるバンド名だなと思いました。
posted by franz at 00:44| 東京 ☔| Comment(2) | TrackBack(10) | US | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月24日

シアワセナラテヲ…

Clap Your Hands Say Yeah
Clap Your Hands Say Yeah / Clap Your Hands Say Yeah

初めてiTunesMusicStoreで見てジャケットのやる気の無さに受けた衝撃が忘れられません。で、試聴したときその脱力感に痺れたことも。フザケたバンド名もナイスです。


あんまりアメリカのバンドは聴かないんですが、コレはとても好きです。
特徴を挙げるとすれば
・音がスカスカ
・メジャーコード多用
・声がヘロヘロ
という感じ。

書き出してみると魅力薄のように見えますが、実はかなり良いです。音の雰囲気としてはベルベット・アンダーグラウンドっぽいんですが、それよりも清々しく気持ちの良い音楽です。(ベルベット〜の方が実験的でそういうこだわりからくる熱さみたいなものはあると思いますが)

とにかく聴きやすくて、気分転換には最適です。
好きな曲は
1曲目のClap Your Hands!
2曲目のLet The Cool Goddess Rust Away
6曲目のThe Skin Of My Yellow Country Teeth
などで、この3曲にはマイレートで星5つを付けています。
他にもHeavy Metal(題名に反して超ポップ!)など魅力的な曲が多く収められています。iTMSや店頭などで試聴してみることをお勧めします。
posted by franz at 01:16| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | US | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月19日

無敵のブラックホール

Black Holes and Revelations
Black Holes and Revelations / MUSE

このブログのリニューアル以降初の、新しい(発売から4ヶ月近く経ってますが、とにかく今年発売の)アルバム。


ミューズの4枚目。相変わらず素晴らしい作品を作ってくれます。iTunesのマイレートで星4つ以上をつけた曲が5曲あります。

まず1曲目。ミューズはいつもアルバムの初っ端にそのアルバム中最高の評価を与えてもいいような曲を持ってきますが、今回もその法則にしたがって、これぞミューズという陰りのある華美さ全開のTake A Bow。イントロから鍵盤(シンセ)音を使いまくり。ピアノで適当に弾いて遊ぶには、こういう曲が最適です。

次いで2曲目。アルバムタイトルのBlack Holes and Revelationsという歌詞が埋め込まれた美しい曲Starlight。個人的にはイントロで使われているピアノのメロディーがやや安っぽく感じられて残念なんですが。

3曲目は言わずと知れたシングル曲Supermassive Black Hole。ミューズにしては珍しいタイプの曲ですが、コレはコレで聴き応えがあって良いです。

そして6曲目のInvincible。このアルバムの中では一番気に入っています。決してアップテンポではないんですが、ヴォーカル,ドラム,あるいは他の楽器が美しく厳かな調和を見せながら曲が始まって、徐々に高揚していき、それが曲の終わりで最高潮に達する、何度聴いても感動的な曲です。

最後に日本盤のみのボーナストラックGlorious。展開としては小品ですが、この曲があるからには輸入盤より日本盤を買うべきだと思います。


今確認して見たら、Take A BowとInvincibleは既に再生回数が100回を超していました。単純計算で、発売以来1日1回くらい聴いているペースですが、でも全然飽きません。今年2006年は、OK COMPUTERほどの歴史的名盤は無いかもしれませんが、僕の個人的な音楽観からするとかなり重要な年です。
posted by franz at 02:09| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(2) | UK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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